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No.4-7
上田假奈代 / Profile AB型 URL:www.kanayo-net.com
1969年奈良県吉野生まれ。闘う天才料理詩人・救わない巫女。
大阪市立文化事業実行委員会発行「カルチャーポケットC/P」に「生きる詩人になる方法」連載中。
3歳から詩人。2000年からトイレ連込朗読プロジェクトを実施。
知る人ぞ知る上田假奈代が語りかける。

井戸掘りといふお仕事

再会はあまりに突然......
浅黒く焼けて、ひとまわり大きくなったように見える......

笑わない肖像写真......
アフガンでそれが気軽に言えるようになる日はいつやって来るのだろう......

いっそう激しく降る雨
彼女は、雨の向こうのカフェを振り返り、そう言った......

涸れる井戸を掘る仕事......
2000年夏、彼は300万円を渡されて「井戸を掘ってこい」と言われる......

井戸を掘りボクシングする男......
たった1人からはじめて、今では600人を背負っている......

アップリケと鬼
けれど今、彼がいる現場は、手抜き作業をすれば命にかかわるような場所なのだ......

アフガンにいる理由
宗教戦争からはじまったアフガンを見てダイレクトに人の、生きたり死んだりを感じた......

天狗なら、またあえるはず
じゃあ、わたしが杉の木にいた天狗だったことも時効よね......

お仕事訪問先

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イベント・アイ特集連載コラム
Monochrome Column
上田假奈代なモノクローム


編集:池田 剛
文章:上田假奈代
意匠:ビット田村
仕掛:ドクタ丸尾



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井戸掘りといふお仕事
井戸掘りといふお仕事
上田假奈代

アフガンにいる理由

御堂筋の陽射しが正午をさしている。
取材の時間が終わりに近づいている。
眩しくて目が開けていられない。

どうして、アフガンに行くの?

「学生時代にアフガンに通って、その時、宗教戦争からはじまったアフガンを見て
ダイレクトに人の、生きたり死んだりを感じた。それが19の時。
見たり、いろいろしたけど、消化できなくて、こんな感じかなっていう感覚はあったけど
実際、現地で時間かけてやってみないとわからないだろうなって思ってた。
日本で仕事についたこともあるけど、自分で白黒はっきりさせとかないといけない、って
いつかアフガンにいかなくちゃ、ってずっと思ってた。

中村さんには、たまたま居候させてもらって、写真撮りにまた行こうかなと思ってた矢先に
来ないか、って誘われて。

それで、今アフガンにいてて、
やっぱり感じれるものって、いいもんが多いんですよ。
家族のこと、男の仕事の役割とか。

戦闘って、何かを守るためのこと。
その人たちの命がけの言葉とか雰囲気って
日本では感じられないもの。
僕のなかに、似たものがあるんですよ。」

あなたの被写体は子どもが多いけれど、アフガンと日本の子どもは違う?

「子どもは、基本的に同じですよ。
ただ、アフガンの子どもたちは早い時期から仕事するけどね。
目が大きくて、ぱっちりしてますからね。」

ぱっちり、とわたしは呟く。


※ アフガニスタンの写真はペシャワール会よりご提供いただきました。


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