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No.2-5
上田假奈代 / Profile AB型 URL:www.kanayo-net.com
1969年奈良県吉野生まれ。闘う天才料理詩人・救わない巫女。
大阪市立文化事業実行委員会発行「カルチャーポケットC/P」に「生きる詩人になる方法」連載中。
3歳から詩人。2000年からトイレ連込朗読プロジェクトを実施。
知る人ぞ知る上田假奈代が語りかける。

くらげ職人といふお仕事

- 前半 -
新春早々の西大寺にて
消音博士がなぜ、くらげを......
固定観念から浮き上がること
聞いたこともないやり方や......

- 後半 -
自分でハードルを下げないこと
闘う人は、へこたれないし......
くらげ職人の仕事はくらげを......
今年も、風を孕ませて......

お仕事訪問先


- Back Number -
イベント・アイ特集連載コラム
Monochrome Column
上田假奈代なモノクローム


編集:池田 剛
文章:上田假奈代
意匠:ビット田村
仕掛:ドクタ丸尾



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くらげ職人といふお仕事
くらげ職人といふお仕事
上田假奈代

自分でハードルを下げないこと


奈良では、言っちゃ悪いが、バータイムだからとチャージをとるような店は少ない。
けれど、この浮遊代理店では、バータイムに500円のチャージを設定している。
ボランティアスタッフからは、もっと集客するためにチャージをなくそうと提案があると言う。

そんな時、奥田さんは「自分のハードルを下げるな」と叱咤し
そのチャージ分の価値あるもてなしをして、その技術を自分でつかみとってほしいと言う。

「それこそせっかくのボランティアなんだから」と続けた。

「くらげもカフェバーも、水に値段をつける商売なんやから。
ひねりださんとあかんのよ。

電気メーカーで鍛えられたからね」と奥田さんは屈託なく笑う。

「10案の新しい研究テーマをだし、そのうちの一つでも採用されるなら存在価値があるんよ。
でもその10案に自信を持たないと、説得できないし、予算もおりないわけ。
最初からうまくいくことなんてないよ。でも、そう簡単に諦めないしぶとさを前の会社で学んだから。
感謝してるよ。」

積み上げてきたからこその言葉の重みに
「つながってきてるんだね」と、わたしは相打ちを打つ。

けれど、それはつながっているのではなく、ねばり強くつなげていくことのできる人が、かつての環境に感謝できるのだと思う。

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