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上田假奈代 / Profile AB型 URL:www.kanayo-net.com
1969年12月1日奈良県吉野生まれ。闘う天才料理詩人・救わない巫女。ドコモ関西メールマガジン「Wow DoCoMo Now!」も執筆中!
詩作歴は3歳。・知る人が知る上田假奈代が語りかけるモノクロームコラム

    編 集:池田 剛
    文 章:上田假奈代
    写 真:上田假奈代、三木真由美
    演 出:ビット田村
    ジャバ:ドクター丸尾

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モノクローム・オキナワ(2)
上田假奈代



●「だからよ」と言えば、理由はいらないオキナワ弁活用法を身につける。

そうやって、完璧な方言は禁止され、話されなくなり、現代版オキナワ弁をわたしは聞いている。 その言い回しも、すこぶる魅力的なのだ。 わたしはよく「そうねん」とあいづうちをする。これはオキナワの「そうね」というあいづうちとオオサカの「ねん」がくっついたもので、オキナワオオサカチャンプル弁。

他に、よく口にしてしまうのは、先の「〜しましょうね」。 これは誘いの言葉ではなく、自分の気持ちを宣言するもの。 だから、わたしが「お茶にしましょうね」と言ってるときは、誘ってるのではなく、もうお茶にするよ、と決めたあとの言葉なので、従っていただきたい。

「〜しようね」というのは、よく似ているけれど、これは承諾を求める言い回し。 とはいえ、大抵はもうそのつもりでいるので、事後承諾的疑問形なの。 断ったところで「いーさーもー、わじらんけー」(どうしてよ、いいじゃない)と応酬されるだけ。

さらに、「だからよ」は凄い。 何かを問いかけ、「だからよ」と答えられると、もうその理由を追及することができないのだ。 自身も深い同意をしめし、でも一瞬、自身からその問題が浮上してしまう。 「どうして、あんな情けない男が好きなの?」「だからよ」という具合に活用する。ここには、もう好きだから仕方ないのよ、という肯定と理不尽でも潔いあきらめ(愛情)が含まれ、相手はもう、やめなさいとは言えないのである。



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